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木造住宅: 平均寿命は30年といわれておりますが、それは家族、時代の変化による所が大きいです。

  • 執筆者の写真: 圭ちゃん 絶好調大工
    圭ちゃん 絶好調大工
  • 2月9日
  • 読了時間: 2分

日本の住宅の平均寿命は約30年といわれていますが、実際のところ、木造は約30年、鉄骨造は約30〜60年持ちます。平均寿命が30年というのは、家が30年しか持たないということではなく、ライフスタイルの変化などにより30年くらいで建て替える人が多いという意味です。

家は毎日暮らしている場所なので、年月と共に少しずつ劣化していきます。数年で劣化症状が出ることはほぼないですが、築10年以降になると経年劣化症状が出やすくなるでしょう。それでは、築年数ごとにどんな劣化症状があるのか、ご紹介します。

築10年

築10年は、家のメンテナンスが必要になる初期段階です。大体10年経つと、外壁や屋根にひび割れやサビ、塗装の剥がれ、水回り設備の劣化が気になり始めます。この時期は目に見える部分の劣化がほとんどなので、見つけ次第対処することがポイントです。

築10~20年

築10〜20年は、目に見えない部分の経年劣化が出てくる頃です。例えば、旧排水管の劣化や破損による水漏れ、床下の痛みなどが目立ってきます。場合によっては、設備の交換や補修など部分的なリフォームが必要になることもあるでしょう。また、屋根の葺き替えも必要になってくる頃でもあります。

築20~30年

築20〜30年は、築10年頃にメンテナンスした箇所が再び傷んでくる頃です。外壁や屋根、水回りなどが痛んでないか確認することをおすすめします。

また、築20〜30年は、子どもの独立や親の介護などライフスタイルが大きく変化する頃でもあります。


 
 
 

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